戦友一話物語 kudamaki 飲酒について



・・・男なら、語るべき話の一つは持っている
  戦友の言葉に、耳を傾けるディープな夜の物語・・・

SEC9戦友一話物語シリーズ第3話
アルコール依存が人生に及ぼす影響について
(構成:kudamaki 文責編集:taro-jp@SEC9)

どもども~!おいす~!ちょりす~!
SEC9のメンバーの中で~、もっとも酒を知っている男・・・
 ku da ma ki ですっ!
クラン加入当初、私は他の名前だったのですが、
TS3で酒を飲んで良からぬ言動を繰り返した結果、
クランマスターからkudamakiという名前を拝命いたしました!
こんなんなっちゃった~!

さて今回、私を含む多くのクランメンバーが大好きな「お酒」と、
『いわゆるアル中』こと『アルコール依存症』について、お話をさせていただきます。
「お酒が好きかも!」という方は、必ず目を通していただきたいと思います。
「お酒が飲めない!」という方にとっても、意外に重要な内容です。

まず最初に、大きな意味で、アルコール依存症に関する結論を書いておきます。

一.アルコール依存症は、「誰でもなる」病気です
二.一度かかったら「一生治りません」
三.この病気は、「自覚症状無し」に多大な迷惑をかけます。


 今回、これらの点に沿ってお話をしたいと思います。


第一部 
アルコール依存症は誰でもかかるリスクがある病気です
 厚生労働省が、2003年に実施した全国成人に対する実態調査によると、アルコール依存症の患者は80万人いると推計されています。
 かく言う私もその1人です。1/80万の経験則ではありますが、私が要治療患者になるに至った経緯について、皆さんにお話したいと思います。

●酒との出会い
 私の飲酒歴は高校生の頃から始まります。家庭の事情でイギリスの全寮制高校に通っておりましたが、この学校は週末になると外出規制が緩くなるため、週末になると仲間達と町のパブに繰り出すのがいつもの恒例でした。
 【※イギリスでの飲酒規制について解説※
 ・・・酒を購入、飲酒できる年齢は18歳以上
 ・・・バーやパブで食事を取る場合のビール等は16歳以上
 ・・・家の中で、両親の同意を得た子供ならば5歳以上、つまり幼稚園児!】

 当時、パブでのビール価格は1パイント(568ml)1ポンド前後なので、学生として大変有難い価格でした。私達の仲間内では「一晩10パイントがノルマ」みたいなルールがありました。一晩ビールを5.68リットルがノルマだったのです。
 【※日本の生ビール中ジョッキに換算して、14杯ほど】
脳内の飲酒イメージ
これが当時の飲酒量の基本でしたから、大学進学と同時に日本に帰国した私は、飲み会で皆さんの飲酒量の少なさに大変驚いたものでした。こうして、このように私と酒は出会いました。

●飲酒の作用、飲酒の体質
 さて貴方は「飲酒」について、どんな状態や作用を連想しますか?

ア.頭が痛くなる
イ.眠くなる
ウ.気持ちが悪くなる
エ.気持ちが良くなる
オ.性格が変わる(陽気になる、泣き上戸等)
カ.気が大きくなる
キ.気が楽になる、元気になる
 あくまで目安ですが、エ、オ、カ、キ、を連想した方で、一度に生中を3杯以上飲むという人、
 貴君は将来的にアルコール依存症になる可能性が大きい予備軍です。

 私の場合はア、イ、ウは全く当てはまらず、カとキが顕著です。これは「酒の覚醒作用」です。
 私は、いわゆる酒に強い、いわゆる酒と相性が良い、いわゆる酒を楽しめる等と表現される体質なのだろうと思います。
 よく俺は酒に強い!と、自慢げに語る人も多いですが、これは大変なことです。かつてアルコール依存症の旦那を持っていた漫画家、西原理恵子さんがテレビのインタビューで「世の中にはアルコールが『覚せい剤』のように作用する体質の人がいる」と語っておられました。私は覚醒型なので、この発言に妙に納得したものです。ちなみにこの旦那様は、齢42で他界されました。
脳内の飲酒イメージ
 ●貴君も必ずアルコール依存症になる
ここで!「私は酒が飲めないから大丈夫」と思った方はご注意下さい。
 長い時間をかけると、「体質が変わる」こともあるのです。これまでアルコール依存症の方のお話を沢山聞いてきましたが、『昔は気持ち悪くて全然飲めなかったんだけど、吐けば吐くほど飲めるようになった』と話す方が沢山居られました。飲めない貴方が飲めるようになり、アルコール依存症になれる体質に変わることがあるのです。
 『酒を飲めない』ことは『素晴らしい事だ』と認識し、その体質を大切にして下さい。

●アルコール依存症の一歩手前
私は「飲酒で覚醒」しながら「多量飲酒」を繰り返すことで、アルコール依存症になりました。ですから、多量飲酒、大量の飲酒はアルコール依存症の一歩手間の状態です。

 厚生労働省は「節度ある適度な飲酒」と「多量飲酒」を明確に定義しています。
・節度ある適度な飲酒とは「1日平均20g程度の飲酒」
・多量飲酒は「1日平均60gを超える飲酒」の事を言います。

 ここでいう60gは、酒に含まれる純アルコール量で、だいたいビール中ビン3本、日本酒3合弱、25度焼酎300mlに相当します。
 ところで私は、若い頃から職場の定期健診のたび、『今は若いからいいけど飲酒量に注意しないと将来的に・・・』といった注意を受けておりましたが、全く気に留めておりませんでした。
 実際、何も自覚症状がありませんでしたので、毎晩焼酎を1本ずつあける生活でした。
 しかし、この段階で、既にアルコール依存症の一歩手前だったのです。

●ふとしたキッカケで連続飲酒状態に
 私に転機が訪れたのは10年ほど前です。極度の過労で体調を崩し、長期に渡って病気休暇をとった時期のことになります。
【※当時は現在よりも、労働時間の超過に関する法律的規制も甘く、月間の残業時間が200時間を超えるような人も沢山いたような時代でした】
 自分が仕事に負けたような気持ちになりました。体調不良で長期の休暇を取るなんて、自分で自分が許せない気持ち、絶望するような気持ちにもなり、やりきれなくなりました。
 そして、『私と相性の良い』お酒を飲む事が増えました。

 私は、病気休暇で数ヶ月の休養を確保できたのですが、その多くの時間を「飲酒」と「二日酔い」で過ごしてしまったために、以前と比べると飲酒量が爆発的に増えていました。
 この連続して飲酒し続ける状態を『連続飲酒状態』と言うのですが、こうなってしまう状態を簡単に説明しましょう。

 ①まず飲酒して気持ちが良くなり、気分が良い状態になります。
 ②次に二日酔いを経て、
 ③最後にシラフになり、気持ちが優れない状態、気分が優れない状態になる。

 この③の状態に耐えられず、飲酒をして①に戻ると悪循環に入りまして、エンドレスにアルコールを摂取し続ける状態となるのです。これを「連続飲酒状態」といいます。
 私は一人暮らしだったため、飲酒を止めてくれる人もおらず、通風等、飲酒の副作用で発生する沢山の病気も患っていきました。
●アルコール依存症の告知、治療の開始
 そんなことですから、休暇が終了し復職した後も体調が改善している訳が無く、有給休暇を使い果たして休職の身分になった時に初めて、医者から、私がアルコール依存症であるということを告知されました。
 既に私は、一生完治しないアルコール依存症という病気にかかっていたのです。

 告知を受けた時には、「え?!なにそれ?意味わかんない…」と言う気持ちと、「あ…やっぱり…」という気持ちが半々でした。私は一人暮らしのアパートを引き払い実家へ戻り、アルコール依存の治療【※まずは断酒、禁酒によって連続飲酒状態を終了させる】を開始しました。
 閉鎖病棟への入院等の大げさな治療ではありませんでしたし、お酒を飲まなければ良い「だけ」でした。
 アルコール依存症治療において「離脱(禁断症状)」に耐える戦いです。

●アルコール依存症の治療と離脱について
 ここで、断酒(治療)した時の一般的な症状(離脱・禁断症状)を、軽く説明しましょう。

・細かい手指の振戦
・発汗(時には、暑くもないのに玉のような汗をかく)
・不安感
・イライラ
・不眠傾向
・こむら返り、しゃっくり
・物音や光に過敏となる
・時に幻聴
・時に全身性の痙攣発作
 
 中々苦しい禁断症状なのですが、酒を飲めば上記の症状が軽減されるため、治療中は余計に酒が飲みたくなるのです。だからアルコール依存症の治療中には「シアナマイド」という薬を服用します。このシアナマイドを飲むことで酒が飲めない体質に変わるのです。
 この薬を飲めば、酒を飲んでも気分が悪くなり吐いてしまう状態になるので、断酒せざるを得なくなるのです。
 酒を飲めない体の私が、酒を飲みたい苦しみに耐える。
 私は苦しみながら、時間をかけて、薄紙を剥ぐように、徐々に健康を回復し始めました。


第二部 
アルコール依存症は「一生」治らない
 アルコール依存症の治療を、一見順調な感じで語り終えましたが、現実はそんなに生易しいモノではありません。体調が回復して元気になると、またどうしても「お酒」が飲みたくなるのです。強烈に「気持ち良く、気分良く」なりたくなってくるのです。

●飲みたい自分と飲ませないシアナマイド
 酒を飲みたくても、薬を服用している限りお酒は飲めません。正しく言うとお酒は飲めるのですが、薬の作用で体がお酒を分解してくれない状態になっているので、楽しい飲酒にはならないので、結局はお酒が飲めないのです。この薬の効果は服用量にもよりますが1日~2日で解消されます。
 簡単に想像できると思いますが、薬が作用して「酒が飲めない体質」になった私が酒を飲むと、顔が真っ赤になり、激しい頭痛と吐き気でのた打ち回るのです。「気持ち良く、気分良く」からは程遠い状態です。
 飲めない酒を飲む苦しみを体験し、「これを肝臓が処理してくれるということは、やっぱり酒は『毒』なんだ!」「お酒が飲めない体質の人達は、飲み会のたびに、この苦しみを味わっていたのか」等と、今更ながらに思い知ったのでした。
 しかし私は、2日間だけこの便利な「薬」を止めれば、飲酒できると考えてしまったのでした。

●禁断症状が収まっても、一生治らない
 休職してしばらく、私は二度目の復職に向けてリハビリ施設に通っていました。会社指定の施設は実家から遠く、早起きの苦手な私には厳しいものでしたが、3ヶ月のリハビリ結果が復職の道筋だと言われ、マジメに頑張っていました。
 最後の飲酒から1年近くが経過した頃、体調がほぼ万全だった事もあり、リハビリ終了まであと少しのところで私は安心していました。そして、大きな失敗をしたのです。これが「アルコール依存症が一生治らない病気だ」という部分なのです。

 まじめに薬を飲みリハビリに通い続けている私が、病院で処方された薬を「水」にすり替えたことは同居の家族も気づきませんでした。シアナマイドは無色無味無臭な液体ですから、中身を水にすり替えることは簡単だったのです。
 「リハビリも終了するし、復職の前に一度だけ」と言う気持ちがありました。その結果、私は1年の断酒とリハビリの全てを、無駄にしてしまったのでした。

●一杯で無に帰する復活の道
 当時の私は、「連続飲酒」について勝手な想像をしていました。飲酒して気分が良くなり、その次に大量飲酒になり、さらにその後で、「連続飲酒」になると思い込んでいたのです。
 私は、自分で勝手に想像した段階を根拠にして、軽い飲酒で止めてしまえば問題無いだろうと考え「一度だけ」のつもりで飲酒をしたのです。
 結果、リハビリ終了直前に、薬を飲まずに口にした一杯のチュウハイで、私はいきなり「連続飲酒」状態に陥りました。そうなるとリハビリに通えるわけも無く、会社からも「速やかな復職は難しい」と告げられました。当然です。

 笑ってしまうくらい自業自得ですが、自分に再び絶望した私は、泥酔状態で、自宅の庭でワンカップ焼酎の容器に灯油を注ぎ、体にかけた後、ライターで火をつけて、焼身自殺をしました。
 しかし冬場で厚着していたことや、家族が在宅だったため、自殺未遂となりました。
 想像と違いまして、灯油に火をつけても爆発的には燃えず、水をかけることで容易に鎮火してしまい、私の自殺は未遂となりました。

●一生治りません
 少しインパクトのあることを書いてきましたが、皆さんにお伝えしたいのは、『アルコール依存症は一度かかったら「一生」治りません。』という事です。
 何年間も薬を飲んで断酒をしても、薬のサポート無しに口にする一杯のお酒が、今まで苦労して積み上げてきたものを、一瞬にして台無しにします。一生、酒を飲みたい気持ちを我慢し続ける苦しみは、アルコール依存症という病気になった人間の宿命なのです。

現実の飲酒イメージ
第三部 
「自覚症状」無しに周囲に多大な迷惑をかける病気です
 SEC9で注意された私の言動や振る舞いについて知る方はご存知かも知れませんが、アルコール依存症の人間は、自殺衝動をはじめ、周りの方々に多大な迷惑をかけます。
 極めて悪質なのは、迷惑をかけている本人が飲酒状態のため、周りに迷惑をかけているという「自覚症状」が無いと言う点なのです。
 大変お恥ずかしい限りですが、私自身、クランマスターから直接叱責されるまで「このくらい仕事のストレスから来る愚痴だろう?」と考えておりました。
 でも、それは違うのです。

●体の不調だけでは終わらないアルコール依存症の問題
 メンタルヘルスの側面でも、アルコール依存症は「病気」です。不治の病ではありますが、治療(断酒)を続ける限り、それが直接の原因で死に至ることはありません。でも、治療(断酒)しないと、「命を奪う毒」「人生においての毒」「自分や周囲に害を与える病気」になるのです。
 この病気は、治療しないことが致命傷となることが多いので、深刻に受け止めてください。
 というか…私が一番深刻に受け止めるべきなのですが…

 以下に、私が飲酒状態で周囲に迷惑をかけた事例を例示します

・飲み会の席で、同僚にダメ出しをした上司を殴打
・新橋で意気投合した人と上野のキャバクラへ移動中、タクシーの中で口論となり、首都高環状線をふさいで殴り合いの大喧嘩
・女性部下に、職場では注意し辛い件について電話で注意をしようとしたところ、相手方の父親と、本人を電話口に出す出さないで大喧嘩。後で、この方は関連会社の偉い人と判明し、最終的にはセクハラ研修を受けさせられました。
・SEC9でも、事情も知らないクラン員の処分について、クランマスターを偉そうに批判しました
【※それ以前も、SEC9のボイスチャットでクダを巻いていたと指摘されました】
現実の飲酒イメージ
●迷惑な言動の自覚がない
 タチが悪いのは、こういう事件が発生した時も、「悪い事をした」という自覚がない事です。
 それから、シラフだったら絶対しないであろう事ばかりなのも、大きな問題なのです。

●アルコールの他の側面
 酒の怖さを書いておりましたが、酒にも良い面はあることを最後に記しておきます。
・血栓を作る血小板の機能が落ちるので、脳梗塞のリスクが減る
・HDL-コレステロール(善玉コレステロール)増加
 【※善玉悪玉コレステロールについては科学的根拠が疑問視され始めましたが】
・末梢血行改善(冷えを改善)
・ストレスを解消
・コミュニケーションの空間を作る(ノミニュケーション)

 しかし先日、TS3上で、クランメンバーのお一人が私の話を聞き、『過ぎたるは及ばざるが如し』と発言をされました。自己完結で甚だ申し訳ないのですが、「もっともだ!」と、納得しました。というところで、今回の話を〆て終わりたいと思います。

 ここまで長文にお付き合いくださった皆さん、どうも有難うございました。
私にとっては、どれだけ反省してもしきれない事ばかりですが、もしこの文章から何かを感じる方が居られましたら、是非、節度ある飲酒をもって、良い人生をお送りいただければ幸いです。ありがとうございました。
Kudamaki


第四部 
酒について (taro-jp)
●酒は低品質、低レベルなドラッグ
 以前は酒を飲んでおりましたが、今はほぼ飲みません。年に何杯か程度です。
 断言しておきますが、酒は明らかにドラッグ、薬物です。そして、薬(良い意味)としてもドラッグ(悪い意味)としても低質です。だから、酒を飲むことはドラッグの使用であり、酒を常習的に飲んでいるのは100%ジャンキーです。

 酒と薬とドラッグとの同一性については議論の余地が有りますが、ヘロインやモルヒネやLSD等の強いモノと、大麻や睡眠薬やニコチンやカフェインのような弱いモノの間に、酒というドラッグが位置しているという結論に間違いはありません。

 ドラッグや酒への規制については、大麻が規制される一方、酒は規制されていない。というように感じている方が多いと思いますが、これは間違っています。キリスト教圏では酒OK大麻NGという雰囲気が強く、イスラム教圏やヒンズー教圏では、大麻OK酒NGの傾向が強いだけなのです。それらの違いは、聖書やコーラン、風習や慣習という適当な所にあります。

 二千年前なら、麻原彰晃もキリストやブッダ等と並び讃えられたかもしれないし、マリファナや覚せい剤で快感を得ることは神秘体験だったでしょう。実際、世界中で、酒や大麻は神からの贈り物、神への贈り物でありました。
 日本神道でも同じ事なので、今でもかなり残っている事は御存知のとおりです。
 しかし科学が発展し、哲学もドラッグも進化した現代で、それらは良い選択肢とはいえません。

●既得権で幅を利かせているだけの古臭いドラッグ
 貴方が今いる現代を、貴方は何だと考えていますか?現代とは、昔の時代と未来の時代の間に有る時代なのです。
 だから、ヘロインや覚せい剤を規制しなかった昔の時代と、マリファナや酒を規制する未来の時代の間に有る時代が、ドラッグにおける現代といえます。

 酒と人類の出会いについて時間軸を変えてみましょう。

 もし人類と酒の出会いが21世紀ならば、酒は単なる低品質な脱法ドラッグの一種であり、誰も見向きもしません。何故ならば、『酒』は、副作用も大きく、効き目に個人差が大きく、依存性も高く、自己管理も難しい低レベルなドラッグだからです。それでも昔からの名残、土着の文化や風習があるので、世界中で飲まれているだけなのです。
 つまり酒は、前からあったという理由だけで、規制されていない低品質なドラッグなのです。

 よく酒を飲んでいた過去の自分を思うと恥ずかしくなります。
 文字も知らず風呂にも入らず、魔女狩りや雨乞いの風習に夢中になっている原始人と同じだった自分を思い出すと情けないのです。週末になると、周りと同じように酒を飲みに行きました。
 周りがバカなら自分もバカになる。要するに低能なサルです。大人にもなって自分で考える能力も無く、周りに合わせてバカな振る舞いを繰り返す。さすが霊長類だなと。これが猿の能力なのか?と自分を回想するのです。

●酒の社会的地位は、イツまで続くと思いますか?
 酒に関する広告についてどう思いますか?オシャレで格好良い雰囲気を漂わせたCMが多いですよね。これはイツまで続くのでしょうか?
 20年ほど前まで、タバコのCMは非常にオシャレでした。洗練されたカッコイイ大人はタバコを吸っている!タバコを吸うとカッコイイ!と感じさせる広告が多かったのです。
 タバコは、人気スポーツや映画のスポンサーとして大々的に広告を展開していました。
 
 しかし今では、タバコでガンになる、タバコで死ぬ、というような表示を義務付けられ、CM自体も規制されています。
 欧米の一部では広告自体が禁止になったり、包装の70%以上に警告を表示する義務が有るなど、タバコ(ニコチンドラッグ)の社会的地位は低下しました。更に値段は一箱1300円だったりして、まさに社会に害悪を与えるバカが好む嗜好品です。洗練されたイメージを広告できないどころか、禁止寸前の薬物扱いなのです。
 タバコの包装デザインも随分変わりました。10年前ならジョークのような包装ですが、ここまでしても、ニコチン中毒患者には警告が伝わらないのです。病気なのです。同じように酒の包装デザインが変わるのは10年後でしょうか?20年後でしょうか?
2012年以降のオーストラリアでのタバコのパッケージ
箱全体に、視力を失う・不妊症になる・肺がんになると表示
第二次大戦前後まで、日本の薬局でもヒロポンが販売されていました。受験生の母親は息子の徹夜の勉強の励みに、繁忙期の労働者達は自分の体力回復に、目が冴える頭が冴えると競い合って購入し、注射していました。現代でいうところの栄養ドリンクですが、今では完全な笑い話ですけれども、要するに覚せい剤の一種です。
ヒロポンの広告
●酒には効能があるんです!
 酒にも効能が有ります。使い方を間違わなければ良薬です。歴史的に、酒は薬でした。
でも、効能は何にでもありますよね?例えば漢方薬は、虫や植物を含むほぼ全ての生物の効能が網羅されています。泥や砂や排泄物でさえ効能が設定され、実際に効能があるのです。
 酒に効能があるから、それが一体何だというのでしょう。

 そんな風に必死に自分を騙している人は、中毒患者の傾向がありますね。

 酒を手放さない人について、自制心が無く知能も低いモンキーが、低レベルなドラッグにハマっちゃってるな、と私は考えています。酒を飲まなきゃ生きていけないほど苦境の人は、精神科で上質なドラッグでも処方してもらいましょう。少なくとも科学的には、それが100%正しいのですから、酒浸りの人は精神薬が手放せない精神病患者よりも酷いということです。

 広告に騙されて、周囲に流されて、古臭いドラッグを手に笑顔で乾杯している情弱モンキーの群れに、私も混ざっておりました。
 これじゃ文明以前の類人猿やチンパンジーと変わらないな、と今では自分を恥じています。
 以上 taro-jp

3 件のコメント:

  1. 丁寧な編集と補足、有難うございました。-kudamaki

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  2. ( ´ー`)フゥー...

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